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句集 芦笛のころ

著者
後藤とも子著/河井洋編
サイズ
104ページ
製本
ソフトカバー
ISBN
978-4-86000-230-5 C0092
発行日
2012/03/01
本体価格
1,500円

個数  

ふっくらと襟かき合わせ蕗の薹
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葉ざくらや通学自転車やり過ごす
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夕風にしゃんと起ちいる早苗かな
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廂より垂る尾の細し避暑の猫
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燃え尽きて元の堤や彼岸花
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ろう梅のつぼみ喰むひよ追いがたし


「芦笛通信」に発表した俳句を一冊の本にしてあげますと、何かいいかげんな口約束を姉の後藤とも子にしたのがかれこれ十年ほど前だったか、だれかの法事の席だったか。
 (中略)
 姉がなにやら、俳句を作っているというのは、「芦笛通信」が送られてきてからで、今から四十年ほど昔、『昭和万葉集』を読んでいると聞いたから、短歌をやっているのかと思っていたのですが、どっこい、俳句だった。私が現代詩などをやっていて、昔々、処女詩集を送ったことがあったから、まあ、そのよしみで、毎号送って来てくれていました。
 今、読みかえしてみて、どなたの俳句作品も、現代詩をやっている私どもの普通の作品の水準より、かなり高いのではないかと思います。

(河井 洋・あとがきにかえて)