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ホーム > 社会・教育 > 教員必携諺擬(ことわざもどき)

教員必携諺擬(ことわざもどき)―タヌキの尻尾(しっぽ)研修室

著者
加藤廣行
サイズ
四六判
192ページ
製本
ソフトカバー
ISBN
978-4-86000-456-9 C3037
発行日
2021/09/01
本体価格
1,400円

個数  

 


 

 

君の代わりはない


――――――――――――

 



洒落ではない、本気である。しかし洒落ている。

 

タヌキの尻尾の先には、

 

愛のある、哲学のある、実践的授業法。

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 




絵に描いた餅を食べさせる

 

世界は脱線を待っている

 

若いのに言うことが古いね

 

ワニザメ アナグマ 南部より

 

 

全ての章が

 

技あり一本の道場である

 

 

 

 

 

ほんの一瞬タヌキの、その本体が見える時間がある。教師に、子供たちに。
世紀を越えて潜んでいたプログラム学習がいよいよ実現しそうな段階に入った。
いや、実現してしまいそうな、である。
教育技術に血を通わせる、なんてことはありえない。
技術というものは人において実現するのである。人以上の技術なんて、ない。
課題は人そのものの在り方であって、とすればそれが機械の下請けにならないとも
限らない。
寺山修司風に言ってみる。化かすか、化かされるか、教師の明日はどっちだ。

 

(「まとめ 今日はここまでにしようか」より)

 

 

 

 

 
 
             著者について
 
            加藤廣行(かとう・ひろゆき)
 
            昭和25年千葉県生まれ
            船橋市の小学校に勤務
            日本詩人クラブ会員
            日本現代詩人会会員
 
            既刊著書 詩 集『AUBADE』(1980年 国文社) 
                    『ELEGY,&c.』(1991年 国文社)
                    『Instant Poems』(2002年 国文社)
                    『歌のかけら 星の杯』(2013年 竹林館)
                    『夜伽話』(2019年 竹林館)
                 教育論『国語屋の授業よもやま話』(2012年 竹林館)
                 歌曲集『ほんとはむずかしい五つのことば』(2015年 樂舎)
                 詩論集『新体詩の現在』(2015年 竹林館)