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光の階段 津坂治男詩集

著者
津坂治男
サイズ
76ページ
製本
ソフトカバー
ISBN
978-4-86000-158-2 C0092
発行日
2008/11/25
本体価格
2,000円

個数  

著者の歩いてきた道より
響いてくる清明なリズム。
いのちの大切さをやさしく語ることばは
あなたのこころに架かる
消えない虹となるだろう。


千切れたら
いったんうずくまろう
ぬめった大地に ミミズのように
分身は捨ておくことだ
世の中見限ったものじゃない
「きぼう」は、遠い星の中にあったり、
<未来>は、ゴミの中の種にあったり…
まかり間違っても
栄える宿木にしがみつかないことだ
かれが消えればすべてが亡ぶ

千切られて 唯々として
ぬめりに身を任せるものもいる
目の前の芋の苗 ヒトなら
訴える口も餌をとる手も断たれたからだで
じっと時を待ち さだめに馴れて
やがて脚を、根を出し茂りはじめる
いつかは たった一枚の葉を旗を護って
不条理の夏との戦いに勝った

        (「千切れたら」より)