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瓦松庵残稿

著者
中野武志
サイズ
417ページ
製本
ハードカバー
ISBN
978-4-86000-185-8 C0095
発行日
2010/01/14
本体価格
2,300円

個数  

<日本図書館協会選定図書>



現代のモンテーニュ随想録

西欧モラリストの精神と
日本随想文学の伝統から生まれた
生きた強靭な思考、肯定的世界観は
わたしたちを励ましてくれるだろう

  * * * * * * * * * *
    私とは
    人間とは
    言葉とは
    宇宙とは
    生きるとは
  * * * * * * * * * *

本書は、
「私がここにこうして在るということを、
 どういうふうに了解したらよいのか」
という問いに対する答えの模索として
展開されたよしなしごと、
およびそれに付随したことごとである。

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(目次より抜粋)

・理解する、わかる、ということ
・人が生きてゆくのにはどういう意識が必要か
・数学とは何か
・魂の存在
・無常感と現代日本人 
・暴力について
・神は“悪魔の子”論 
・日本人の精神風土
・ニヒリズム
・アメーバはどのようにして動くか
・言語によって人類は生存上有利な何を獲得したか
・進化論の魅力と危うさ
・人からこっぴどく批判されたのに対しての、おそらく史上最高だと思われる返事
・物語論 
・根底に情念あり 
・未来と過去はどのようにして出現するか
・「他人の痛み」はやはり痛みである