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京ことばを胸に安森ソノ子詩集

著者
安森ソノ子
サイズ
A5判
136ページ
製本
ハードカバー
ISBN
978-4-86000-449-1 C0092
発行日
2021/06/28
本体価格
2,000円

個数  

  

 

 

京のことばには京都の歴史を背負ってきた情熱と倫理がある。

京ことばを方法とした安森さんの詩には、

洗練された所作を伴う作法がことばの向こうに透いて見えるようだ。

その作法でもってパリやロンドン、ニューヨークを颯爽と旅し、

日本書紀、源氏物語、古今和歌集などの古典を散策する。

その詩文には京が超えてきた昨日・今日・明日があり、

私たちに潤いと勇気を与えるだろう。

 

 

 


 

 

「紫式部様 いま世の中は 

新型コロナウィルスの蔓延で 

非常事態となっています

通常の行事や会合も

中止せざるを得ないこの頃

偉大な作品を残されましたお心を

仰ぎたいのです

コロナ禍のいたましさを

のり越えようとしている孫をもつ私

『源氏物語』をどのようなお気持ちで

その帖をお書きになったのかを

知りたくて

学びたくて

『紫式部日記』の一字一句に 

触れているのです」

 

 

        (「『紫式部日記』と過ごす」より)

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
著者について
 
安森ソノ子(やすもりそのこ)
 
京都市にて出生。
1963年 同志社大学法学部政治学科卒業。同年より京都大学にて研修。
1960年~2000年 京都にて研究会「家の会」で研究発表(文学者論等を含む)。後半2000年まで世話人代表。
1979年 詩集『紫蘇を摘む』(ポエトリーセンター)/日本図書館協会選定図書となる。
1982年 『日本現代女流詩人叢書 安森ソノ子詩集』(芸風書院)
1989年 『安森ソノ子の詩による女声合唱組曲 紫蘇を摘む時』(音楽之友社)
1996年 詩集『地上の時刻』(編集工房ノア)
1997年 エッセイ集『京都 歴史の紡ぎ糸』(酣燈社)
2008年 『安森ソノ子の詩によるソプラノ歌曲集 京都を研ぐ』(舞苑企画)
2016年 詩集『香格里拉で舞う』(土曜美術社出版販売)
2018年 電子書籍『香格里拉で舞う』(おいかぜ書房)
    CD『安森ソノ子の詩による女声合唱曲』『安森ソノ子の詩によるソプラノ歌曲 京都を研ぐ』発表。
2020年 安森ソノ子英日詩集『紫式部の肩に触れ』(コールサック社)
 
所属:日本ペンクラブ(35年間会員永年表彰を受ける、元委員)・日本現代詩人会・日本詩人クラブ・
   関西詩人協会・現代京都詩話会運営委員他。「JAPAN CULTURE NOTE」主宰。
 
職歴・活動歴:思想の科学研究会元評議員。高校と大学の元教員。大学での元図書館長。
   パリ大学、オックスフォード大学にて執筆。現代ジャパン・ゴールド・アカデミー代表。
   ラジオのパーソナリティとして活動中。
   京都コミュニティ放送のFM79.7京都三条ラジオカフェにて「安森ソノ子の詩とエッセイ」を企画、放送中。
   京都コミュニティ放送理事、編成委員。
 
詩誌:「呼吸」。〝PANDORA〟(日英語にて出版)。総合詩誌「PO」同人。詩誌「コールサック」参加。
 
受賞:2014年 世界詩人会議にて「優秀詩人賞」「優秀貢献賞」
   2018年 「現代日本文学作家大賞」
   2019年 「フランス芸術文化大賞」
   2020年 フランスの「ジャポニズム・スフセサール芸術勲章」
 
舞踏講師の資格:全日本民俗舞踊連盟公認講師となる(芸名 風月舞苑)。
   剣舞の正賀流(雅号 安森文加)、古典日本舞踊を花柳流にて学ぶ。
   能楽の観世流では二〇歳代より舞台に立つ。河村禎二(重要無形文化財保持者 観世流職分)に師事。
   現在、河村和重(観世流シテ方 河村能舞台当主)に師事。
   古典日本舞踊等で世界詩人会議や国内の舞台で舞う。
 
世界詩人会議等にて自作詩発表と講演、日本の舞踊発表を担当。
アジア詩人会議にて、ほぼ毎回参加し、発表する歳月を経る。